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クラウドPBXは音質が悪い?クラウドPBXを選ぶ際のポイントやおすすめサービスを解説

Alt通話をする男性

クラウドPBXは低コストで導入でき、テレワークや外出先でも会社の電話を利用できる一方で、「音質が悪いのでは?」と不安を感じる方も多いかもしれません。

本記事では、クラウドPBXの音質に影響する要素や音質最大化の方法、適切なサービスを選ぶポイントについて解説。さらに、高品質なクラウドPBXサービス「クラウドPBX SPICA」もご紹介します。クラウドPBXの導入で失敗しないための知識として、ぜひ活用ください。

そもそもクラウドPBXとは

クラウドPBXの解説図

クラウドPBXとは、従来オフィスに設置される電話交換機であるPBXの機能をクラウド上に移し、インターネット回線を通じて利用できるようにした電話システムです。

社内の内線通話や外線との接続を管理するPBXをオンラインで利用できるため、スマートフォンやパソコンなどを使って、外出先や自宅からでも会社の電話番号での発着信が可能となります。

ほかにも、クラウドPBXには以下のようなメリットがあります。

クラウドPBXは、これらのメリットを享受しながら、従来のPBXと同じ感覚で社用電話を導入・運用することが可能です。そのため、柔軟な働き方を推進しつつ、業務の効率化やコスト削減を図りたい企業には最適のシステムといえるでしょう。

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クラウドPBXの音質は悪いのか?

スマートフォンを操作する男性

これまでのクラウドPBXには、インターネット回線を利用する特性上、従来の固定電話やビジネスフォンに比べて音質や通話品質に課題がありました。そのため、「クラウドPBXは音質が悪い」というイメージを持つ方も多くいますが、近年は技術の発達により、音質は大幅に改善されてきています。

実際に、多くのクラウドPBXサービスはビジネスフォンと同等の高音質を実現しており、日常業務や商談などのビジネスシーンでも快適に利用できるレベルに達しています。

特に、総務省の判定基準である「クラスA」を取得しているサービスは、固定電話と同等の高音質を保証されており、従来の電話回線と比べても遜色ありません。

ただし、インターネット回線の品質や利用環境、端末の性能などにも左右されるため、導入時には自社のネットワーク環境やサービス提供会社のサポート体制を確認することが重要です。

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クラウドPBXの音質に影響する3つの要素

スマホを持つ女性

クラウドPBXの音質は、さまざまな要因によって左右されます。特に重要なのは、以下の3点です。

これらの要素を理解し、適切に対策を講じることで、より高品質な通話環境を実現できます。

インターネット回線の品質

クラウドPBXの音質は、インターネット回線の品質に大きく依存します。回線速度が遅い場合、音声データの遅延や途切れ、ノイズの発生といった通話品質の低下が顕著です。

また、ネットワークが混雑する時間帯や大容量のデータ通信が同時に発生している場合にも通信速度が低下し、音質に悪影響をおよぼします。

特にWi-Fi環境は利用者が多いと通信が不安定になりやすく、安定した通話が難しくなることもあります。こうした問題を防ぐには、有線LANや最新のWi-Fi規格の導入、光回線や5Gなどの高速かつ安定した通信環境を整えることが不可欠です。

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使用機器の性能

使用するスマートフォンやパソコンなどの端末性能も、クラウドPBXの音質を左右する要素です。古い機器や低スペックの端末では、音声データの処理能力が足らず、遅延や音質劣化、通話の途切れが発生しやすくなります。

また、クラウドPBXアプリと端末の相性も重要です。OSやアプリのバージョンが合わない場合や、サポート外の端末を使用している場合には、音質トラブルが起こりやすくなります。

さらに、ヘッドセットやマイクなどの周辺機器の品質も音質に影響します。安定した通話品質を維持するためには、高品質なデバイスを選び、定期的なアップデートやメンテナンスを行なうことが重要です。

サービス提供者のインフラ

クラウドPBXサービスを提供するベンダーのネットワークインフラの品質も、音質に直接影響します。高品質なデータセンターや専用回線を利用しているサービスは、通信の安定性が高く、クリアな音声通話を実現可能です。

一方で、ベンダー側のサーバーやインフラに問題がある場合は、ユーザー側の環境が良好でも、音質が悪化する可能性が高くなります。また、サービス提供者が実施するセキュリティ対策や回線制限の方法によっても、通話の安定性や音質は左右されます。

クラウドPBXの高音質を維持するためには、信頼できるベンダーを選ぶことも重要なポイントです。

音質の良いクラウドPBXを選ぶポイント

通話する女性と星マーク

クラウドPBX導入の際に音質での失敗をしないためには、事前の情報収集と慎重な比較が不可欠です。安定した高音質の通話環境を実現するために、押さえておくべきポイントをみていきましょう。

総務省基準を参考にする

総務省では、通話品質基準やIP電話の通話品質測定ガイドラインを定めているため、サービス選定時の目安にするとよいでしょう。参考となるデータは以下の3つです。

これらの数値を、クラスA(アナログ電話に相当する品質)、クラスB(携帯電話に相当する品質)、クラスC(IP電話に相当する品質)のいずれかで評価します。

クラウドPBXで使用するIP電話は、クラスCであれば品質基準を満たしているといえますが、より高音質を求めるなら、クラスAやBを取得しているサービスを選ぶと安心です。

導入実績が豊富なサービスを選ぶ

クラウドPBXは、ベンダーによって安定性や音質が大きく異なります。特に、インターネット回線の混雑やサーバートラブルが発生した場合、サービスによっては通話品質が著しく低下するリスクがあるため注意が必要です。

こうしたリスクを最小限に抑えるためには、導入実績が豊富で多くの企業から支持されている、信頼性の高いサービスを選ぶ必要があります。また、定期的なメンテナンスやアップデートの実施状況、障害発生時の対応履歴なども確認しておきましょう。

サポート体制が整っているか確認する

クラウドPBXの導入時や運用中にトラブルが発生した場合、迅速かつ適切なサポートを受けられるのかは非常に重要です。

音質の低下や通話の不具合、設定変更時の疑問など、万が一の際にすぐ問い合わせできる体制が整っているかは事前に確認しましょう。

サポートの内容をみる際は、電話・メール・チャットなど連絡手段が複数用意されているかどうかチェックし、自社の運用に合ったものを選ぶことが大切です。

特に、24時間対応や日本語サポートの有無、サポートの質やスピードも比較ポイントになります。無料トライアル期間などを利用し、サポート体制を実際に体験してみるのもよいでしょう。

自社に見合った料金プランを選択する

クラウドPBXの料金体系は、アカウント数や同時通話数、オプション機能の有無によって大きく変わります。音質を重視する場合、十分な帯域や高品質な通話を保証するプランを選択することが重要です。

例えば、最安プランでは回線やサーバーのリソースに制限があるケースが多く、混雑時に音質が低下することもあります。必要なアカウント数や通話チャネル数、通話録音やセキュリティなどのオプションを検討し、最終的なコストと音質のバランスを見極めましょう。

一見安価に見えるプランでも、必要な機能を追加することで総額が高くなることもあります。トータルコストを必ず確認し、自社の利用規模や業務内容に最適なプランを選ぶことが、音質面でも失敗しないポイントです。

デモンストレーションを活用する

クラウドPBXの音質や使い勝手を事前に確かめるために、無料デモや試用期間を積極的に活用しましょう。多くのサービスでは、実際の使用環境で音質や通話品質を体験できるデモンストレーションを用意しています。

営業担当者が持参したスマートフォンやパソコンで、オフィスのネットワーク環境下での通話テストを行なうことが可能です。

デモンストレーションを活用すれば、自社のネットワークでの実際の音質を確認でき、導入後のギャップを防ぐことができます。また、デモンストレーション期間中にサポート体制や操作性も併せてチェックしておくと、安心して本格導入に踏み切ることができるでしょう。

関連記事:
クラウドPBXのトライアル(無料デモ)を利用する前に確認すべき点と導入までの流れを解説

クラウドPBXの音質を最大化する方法

青のグラデーションバックに白の右上向きのカーブした矢印のイラスト

クラウドPBXの音質は、ベンダーの技術力やインフラ環境に大きく左右されますが、利用者側でも音質を高めるためにできる工夫があります。どのような点に注意すれば、よりクリアで安定した通話を実現できるのか、具体的な方法をご紹介します。

ネットワークの高速・安定化

クラウドPBXの音質を最大化するうえで、インターネット環境の見直しは欠かせません。特にWi-Fiは通信が不安定になりやすく、音質低下や通話の途切れが起こることがあるため、スマートフォンのモバイル回線や有線LANの活用が推奨されます。

また、利用中のインターネット回線の契約プランを確認し、ISDNやADSLから光回線に切り替えることで、通信速度と安定性は大幅に向上します。Wi-Fiルーターが古い場合は最新規格のルーターに買い替え、QoS(Quality of Service)を活用して音声通話の優先度を高める設定をするのもおすすめです。

ネットワーク環境を最適化することによって、クラウドPBXの音質を最大限に高めることができるでしょう。

クラウドPBXを利用する機器の安定化

クラウドPBXを利用する端末の性能や状態にも注目してみましょう。最新の5G対応スマートフォンや高性能パソコンを使用することで、従来の4G端末よりも高速かつ低遅延での通話が可能になり、音質が格段に向上します。

また、端末のOSやクラウドPBXアプリのバージョンを最新の状態に維持することも重要です。古い端末やスペックの低いデバイスでは、音声データの処理が追いつかず、遅延や音質劣化が発生しやすくなります。

ヘッドセットやマイクなどの周辺機器を変えてみるのも一つの方法です。高品質なものを使用すれば、ノイズや音割れを防ぐことができ、クリアな通話が実現できます。

クラウドPBXの導入前にベンダー推奨の端末やデバイスを確認し、必要に応じて機器のアップグレードやメンテナンスを行なうようにすれば、より確実性が高まるでしょう。

クラウドPBXの音質でお困りならクラウドPBX SPICA

SPICA

「クラウドPBXを導入したものの、音質に満足できていない」または「これから導入するにあたり、音質が不安」という方もいるのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、高品質なクラウドPBXサービス「クラウドPBX SPICA」です。

オフィスでも外出先でもスマートフォンがビジネスフォンに

クラウドPBX SPICAを導入すれば、専用アプリをスマートフォンにインストールするだけで、会社の代表番号での発着信が可能になります。外出先やテレワーク中でも、まるでオフィスにいるかのようにビジネス電話の対応ができるため、働く場所を選ばない柔軟なワークスタイルの実現が可能です。

また、社内の内線通話は無料で利用できるため、従来必要だった転送サービスが不要となり、通信コストの大幅な削減にもつながります。

さらに、1台のスマートフォンを業務用とプライベートで分けて使えるので、業務効率も向上。現代の多様な働き方を推進しつつ、利便性とコストパフォーマンスの良いクラウドPBXサービスを求めている企業には最適です。

導入・運用も手軽で時間とコストを大幅削減

クラウドPBX SPICAは、導入も運用も手軽に行なえます。専用アプリをインストールするだけで利用を開始でき、電話交換機や複雑な回線工事は一切不要。そのため、初期費用を大幅に抑えることができます。

電話番号やインターネット回線の手配などの必要な手続きは、SPICAがスピーディに対応。設定変更も管理画面から簡単に行なえるため、運用開始後も手間がかかりません。

従来のビジネスフォンのような煩雑な工事や長期の利用期間が不要なので、急な増員やオフィス移転時にも柔軟に対応可能です。時間とコストの両面で大きなメリットを実感できるのもSPICAの魅力です。

中小企業も利用しやすい低価格で充実の機能

クラウドPBX SPICAは、業界トップクラスの低価格を実現。コストを抑えながら、高品質な通話環境を構築できます。総務省の通話品質基準において最高品質基準であるクラスAを獲得しており、固定電話レベルのクリアな音質での通話が可能です。

また、ビジネスチャット機能やCTI連携など、業務効率を高める多彩な機能も標準搭載。社内外のコミュニケーションを円滑にし、顧客対応や営業活動をよりスムーズに進められます。

中小企業でも導入しやすい価格設定と、必要十分な機能を両立させているため、コストパフォーマンス重視の企業にぴったりのクラウドPBXサービスです。

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まとめ

働き方の多様化が進むなか、クラウドPBXの導入を検討する企業は増えています。近年は技術の進歩により、従来のビジネスフォンと遜色ない高音質な通話ができるようになりました。

しかし、快適な利用のためには、信頼できるベンダーの選定やインターネット環境の整備が不可欠です。導入する前に、総務省の音声品質基準やサービスの安定性、サポート体制、導入実績などをしっかり確認しましょう。自社に合ったサービス選定とネットワーク環境の見直しで、クラウドPBXの高音質を最大限に引き出すことができます。

クラウドPBX SPICA(スピカ)|クラウドPBX NAVI

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