クラウドPBXはビジネスフォンに比べて便利な機能が多く、ランニングコストを抑えやすいオフィス向け電話サービスです。
しかし、使い慣れた既存の電話環境をクラウドPBXへ変える、または新たにクラウドPBXを導入するとなると、通話品質や操作性をはじめ、気になるポイントも多いでしょう。
こうした不安要素を事前に確認できるのが、クラウドPBX提供企業が用意しているトライアル(無料デモ)です。
ここでは、クラウドPBXのトライアルサービスの概要や、トライアル申し込み時に確認するべきポイント、トライアルから契約までの流れを解説します。
おすすめのクラウドPBXサービスにも触れているため、クラウドPBXの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
クラウドPBX SPICAでもトライアルサービスを実施しておりますので、そちら詳しく知りたい方は下記よりご確認ください。
クラウドPBX SPICAのトライアル(無料デモ)の詳細はこちら
クラウドPBXの提供企業によっては、無料で利用可能なトライアルサービスが用意されています。
クラウドPBXのトライアルとはどのようなサービスなのか、見ていきましょう。
クラウドPBXのトライアルとは、導入前に一定期間無料でクラウドPBXを体験利用できるサービスのことです。実際に提供されているクラウドPBXのトライアル版を導入して、一定期間利用することで、以下のようなことを確認できます。
多くのクラウドPBXのトライアルでは、基本機能のみが利用できます。本契約のクラウドPBX環境と比べると、一部機能に制限があったり、利用可能な期間や端末数に制限があったりする点に注意してください。
いずれの場合でも、トライアルの場合は、クラウドPBXの基本的なサービスを体験する分には問題ない程度に機能制限がかかっていることが一般的です。
トライアルで体験可能な範囲については、各クラウドPBXサービスのホームページなどで確認できます。
SPICAでは、トライアル日数や取得できるIDに制限はありませんが、おおよそ1週間・5IDからお試しいただくケースが一般的です。
トライアルにおいては、基本機能である「外線通話・内線通話」や「電話の保留・取り回し」といった機能を一通り利用可能です。「通話録音機能」や、そのほかのオプション機能には対応していません。
なお、SPICAのトライアル時には、ソフトフォン(1台のみ)のトライアルも可能です。ソフトフォンの利用を希望の際は、貸出機の空き状況を事前にご確認ください。
クラウドPBXのトライアル利用で確認しておくと良いポイントには、以下のようなものがあります。
トライアル時にどのような視点で確認すれば良いのか、ポイントごとに解説します。
クラウドPBXにおいて、最も重視したいポイントが通話の品質です。トライアル利用時は、内線や外線で双方が問題なく聞き取れるか確認しましょう。
通話品質を確認する際は、日にちや時間帯をずらしたり、離れた拠点間で内外線を使用したりして、異なる状況下で安定した音質になっているか確認してみてください。
外回りのある企業では、地下鉄や駅構内、車内や繁華街など、実際の利用を想定してさまざまな場所で音質チェックを行なうことをおすすめします。
操作性や使いやすさもチェックしたいポイントです。スマートフォンやパソコンなど、クラウドPBXを利用する可能性があるすべての端末で一通りの機能を実際に操作し、わかりにくい部分や使いづらい部分がないか確認しましょう。
(例)
クラウドPBXサービスのなかには、英語表記と日本語表記が入り混じっているものや、利用開始までに細かな設定作業が必要なものもあります。
導入や運用に余計な工数がかからないかも併せて確認しておくことが大事です。
クラウドPBXでは、スマートフォンやパソコン、タブレットなどに専用アプリをダウンロードすることで、既存の端末をビジネス用の電話機として使用できるようになります。
クラウドPBXの音質はインターネットの通信速度に依存しやすい一方で、使用端末のスペックの影響なども受けるため、トライアル時は実際の使用を想定している端末で操作してみてください。
端末によっては、アプリや機能がうまく起動しない、動きが鈍いといった可能性もあります。
なお、ガラケーの場合は、一部のクラウドPBXサービスで非対応の場合があるため事前によく確認しましょう。
クラウドPBXによっては、自動音声ガイダンスや通話の録音などのオプション機能を試せる場合があります。
トライアル期間中は利用可能な機能を一通り使用し、使い勝手や操作性を確認したうえで、自社に必要な機能を絞り込むことが大切です。
求める機能が基本機能に備わっているサービスであれば、本契約時にオプションを追加する必要がなく、コストを抑えられるでしょう。
クラウドPBXが正常に動作しない、予期しないエラーが起こったなど、何らかのトラブルが発生した場合、クラウドPBXの提供企業のサポートが必要になります。
トライアル期間中は、クラウドPBX提供企業とのやりとりを通じて、トラブル発生時に迅速に対応してくれそうか、担当者に専門知識があるかといった点を確認しましょう。
併せて、電話以外の問い合わせ方法があるか、テクニカルスタッフがいるかといったサポート体制の確認も欠かせません。
クラウドPBXによっては、トライアル終了後、自動的に本契約へ切り替わってしまうサービスもあります。
トライアル利用時は、利用期間や契約条件をよく確認し、トライアル終了時にどのような手続きが必要になるのか把握しておきましょう。
トライアル期間中にデモ機を借りる場合は、返却方法や返却期日についても確認しておくようにしてください。
下記ページではクラウドPBX SPICAのトライアル(無料デモ)の内容や確認できること、ご利用の流れをご紹介しています。SPCAの無料デモに興味がある方は是非ご覧ください。
クラウドPBX SPICAのトライアル(無料デモ)の詳細はこちら
クラウドPBXのトライアルを利用する手順は、以下のとおりです。
1.クラウドPBXのトライアルを申し込む企業を選ぶ
2.クラウドPBXのトライアルを申し込む
3.クラウドPBXのトライアルを試す
順に見ていきましょう。
クラウドPBX提供企業のサービスページや料金表などを比較しながら、実際にトライアルを申し込む企業を選びます。企業選びの際にチェックしたいのは、以下のようなポイントです。
●ランニングコスト
初期費用や月額費用が自社の予算内かどうか確認します。必要な機能をすべて追加した場合のランニングコストも確認しましょう。
●取得できるID数
クラウドPBX提供企業によって、同じグレードのプランでも取得できるID数に違いがあります。自社の規模や、今後の展望に合ったID数を取得できるか確認しましょう。
●通話品質
必ずチェックしたいのが通話品質です。口コミでは通話品質が良いといわれていても、自社のインターネット環境や使用する機器によっては、通話品質が安定しない可能性もあります。
●セキュリティ
クラウド側のセキュリティ管理は、クラウドPBXの提供企業が担っています。どのようなセキュリティ対策が実施されているのか事前に確認しておきましょう。
クラウドPBXのトライアルを申し込む企業が見つかったら、実際に申し込みます。
専用アプリのインストールやサービスへのログインを行ない、利用設定を進めます。トライアル用のIDを取得して利用を開始したら、先ほど紹介した以下のポイントを確認しましょう。
【クラウドPBXのトライアルで確認するポイント】
実際の使用感から、自社に適しているかどうか見極めます。
トライアル利用でクラウドPBXの機能やサービス品質に満足できたら、本契約を行ない、実際にクラウドPBXを導入・運用します。導入時は、会社の電話番号を変更せずに移行が可能か確認しましょう。
現代の企業ニーズに適したクラウドPBXなら、SPICAへご相談ください。以下では、クラウドPBXでSPICAをおすすめする理由を紹介します。
SPICAの無料トライアルでは、クラウドPBXを実際に導入した場合と同等の環境で外線・内線通話を利用でき、通話品質や使い勝手を確認できます。
従来のビジネスフォンや別のクラウドPBXサービスと比較して通話品質はどうか、既存の端末で問題なく動作するのかといった不安を解消したうえで、導入を検討可能です。
SPICAは、クラウドPBXにおいて重視されやすい通話品質面で、最高水準を維持しています。発信側や着信側における端末ごとの遅延値などは、以下のページをご確認ください。
SPICAの通話品質調査報告書をみる
SPICAでは、インターネット操作に慣れていない方でも簡単に操作できるよう、シンプルなユーザーインターフェースを採用しています。難しい操作なしで誰でも簡単に利用可能です。
クラウドPBXのトライアルとは、クラウドPBXの基本機能を体験利用できる無料サービスのことです。トライアルを利用することで実際の環境における使用感やサービスの品質を確かめられ、クラウドPBXサービスの比較にも役立てられます。
クラウドPBXの導入を検討する際は、トライアルを通して自社との相性を事前に確認し、ニーズに合ったクラウドPBXサービスを選ぶようにしましょう。
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